前提
※この企画は、個人開発エンジニアNによる、30日チャレンジの3日目の記事です。
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サービスイメージ
簡潔にサービスを説明すると、Tiktokの動画コンテンツを画像にしたようなSNSサービスです。
サービスの流れとしては、下記のようなイメージです。
1、お題に沿ったアクションの画像撮影(または作成)
2、Chainに投稿
3、Chainで友達を3名まで指名
4、友達が許諾したら以下ループ
お題は自由に誰もが作れるし、公式やスポンサーが定期的に提供するものもあります。
インスタバエと揶揄される若者特有の「流行に乗る」「真似したい」という感情を
サービスの流れに乗せて活用することが出来ないかという発想から
企画した連鎖型SNSサービス(アプリ)です。
サービスをつくった経緯
この企画を考えたのは2017年末でした。
ちょうどその頃やっていた共同プロジェクトがひと段落したところで、
何か大きいサービスを作ってみたいなと企画したのがこのサービスでした。
そのタイミングで企画に賛同してくれる方々もいたので、
チーム体制を敷いて、少数精鋭のチームで制作を進めようかと考えていました。
当時はtiktokもまだ日本に上陸したばかりで、
知名度もほとんどない状態でした。
※後述する資料にもありますが競合として捉えていないレベルでした。恐れ多いですね笑
そんな中で、「トレンド」や「バズ」というものを意図的に生むことは出来ないか考えていました。
結論からいうと、「バズ」は複数の要素や条件が重なり合うことで発生する可能性を高めることはできると思いました。
ただし、その環境を全てプログラムで整備することは僕には無理でした。
また、コンテンツが「バズる」こと自体の魅力にも疑問を抱くようになっていました。
「バズ」ることで、バズを生んだ本人の瞬間的な承認欲求は満たされますが、
そのバズによって影響を受ける人たちがどれほどいるのかというと
結局は認知されて終わりということも少なくなかったのです。
だからこそ、何かしらの能動的な行動を伴いながら
誰かに広まるような仕組みを構築することは出来ないか、と。
それが連鎖型SNSサービス「Chain」でした。
誰かに指名されることで「目標と責任」を負います。
受動的→能動的という流れを体感することで、
期待に応えるという思いとともに投稿内容へのこだわりも出てくるのでは、と。
そういった行動を1人から3人へ、3人から9人へと繋げていくことができる連鎖の行動。
それを誘発できるのがこのサービスの特色かと思います。
概要資料
簡単にですが、以前外向けに作った概要資料があるので興味のある方は読んでみてください。
※ページをかなり排除しているので支離滅裂感が出ておりますが目をつぶっていただけると幸いです...。
SlideShareで資料を読む(遷移します)
開発について
プロジェクトの想定規模が大きくなりすぎて、
メンバーのリソース確保と資金調達をすることが出来ず
結局は頓挫という形になりました。
まとめ
実際このプロジェクトは頓挫してしまったので開発も何も着手してないのですが
教訓としてお伝えしたいことは下記です。
サービスはマーケティングありきで考えてはならない
僕は個人開発者です。メンバーを募ることはいいことですが、
結局はそれが足枷となりスピードを落としてしまう要因になるなら
個人開発としての強みを発揮できない、ただのエンジニアになってしまいます。
また、マーケティングばかりに議論が及び、
サービスを実際に利用するターゲットペルソナがとてもブレていました。
自分が面白いと思うと同時に、自分自身が利用できるようサービスにしないと
結局リリースが出来てもサービスの課題がどこにあって、どこに向かえばいいのか
迷子になっていたかもしれません。
資金調達したら結局会社員と同じ
世の中では資金調達に対して非常に良いイメージが構築されています。
僕もその行為自体をするつもりはありません。
より社会に貢献するための資金源を調達しているわけですから、
会社や事業としてはとても良いことだと思います。
ただ、僕自身が感じていることとしては、ファンドへの報告義務や承認作業についてです。
結局は資金調達をするにあたりファンドへの説明責任や事業計画が求められます。
もちろんファンドがあろうとなかろうと事業計画は立てますが、
一度立てたものがそのまま思い通りにいくことはほとんどなく常に改変を求められます。
一つの行動をするのにもしっかりと理由を説明し、資料を作成し、打ち合わせを設ける。
この行動に、僕は全く意味を感じることができず、「まるで会社員のようだ」と感じてしまいました。
何を目的とするか、ですが資金調達をすることは大きなメリットとともに
目には見えないデメリットも付帯してくるということを肝に命じました。
最後に
長々とした内容をここまでご拝読いただき、ありがとうございました!
他にもアイディアやサービス作りを頻繁に発信していく予定ですので
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